CompileOnUnix/jp

最近のLinuxディストリビューションでは、すべての依存パッケージがパッケージマネージャで提供されるので、FreeCADのビルドは簡単です。基本的には以下の3ステップです。

1) FreeCADのソースコードを取得
2) 依存関係を取得 (FreeCADが依存するパッケージ)
3) "cmake . && make"でのコンパイル

以下は、全体のプロセスと、あなたが遭遇するかもしれない特異性についての詳細説明です。 もしあなたが、以下のテキストで何らかの間違いや古い記述を見つけたとき(Linuxディストリビューションはしばしば変化するので)や、記述されていないディストリビューションを使用する場合は、テキストの修正にご協力ください。

ソースファイルの取得

FreeCADをコンパイルする前に、ソースコードを入手します。入手するには3つの方法があります。

Git

ソースコードを入手する一番早く良い方法は、リードオンリーのgitリポジトリを複製することです。(git パッケージをインストールしておく必要があります)


git clone git://free-cad.git.sourceforge.net/gitroot/free-cad/free-cad freecad

上記を実行すると、"freecad"という新しいディレクトリに、最新バージョンFreeCADのソースコードのコピーを置きます。 初めて free-cad.git.sourceforge.netに接続を試みると、sourceforgeのSSH鍵の認証を尋ねるメッセージを受け取ります。 これは、通常、受け入れても安全です。(はっきりしないときは、sourceforge ウェブサイトのSSH鍵をチェックすることができます。)

Gihub

Gihub上のFreeCADレポジトリは、常に最新版です。 github.com/FreeCAD/FreeCAD_sf_master

ソースパッケージ

別の方法として、ソースパッケージのダウンロードもできますが、それらはかなり古い可能性があるので、gitやsubversionで最新版のソースを入手するのが無難です。 ディストリビューションによって、ソースパッケージの入手方法はいくつかあります。

Official FreeCAD source packages (distribution-independent): https://sourceforge.net/projects/free-cad/files/FreeCAD%20Source/
Debian: http://packages.debian.org/source/sid/freecad
Ubuntu: http://packages.ubuntu.com/source/precise/freecad

依存パッケージの取得

LinuxでFreeCADをコンパイルするには、最初にサードパーティライブラリに記載されているすべてのライブラリをインストールする必要があります。 一般的に、最近のディストリビューションでは、いくつかのパッケージをインストールするだけの問題です

Debian and Ubuntu

Debianベースのシステム(Debian, Ubuntu, Mint等)では、必要な全ての依存パッケージをインストールすることは簡単です。 ライブラリのほとんどは、apt-getまたはSynapticパッケージマネージャを介して利用できます。 インストールするために必要な全てのパッケージを、以下に記載します。 あなたが使用しているディストリビューションの最新バージョンを使用しない場合は、以下のパッケージのいくつかは、リポジトリから欠落している可能性があることに注意してください。 その場合、以下の #古くて一般的でないディストリビューション セクションを参照してください。

build-essential
cmake
python
libtool
libcoin60-dev
libsoqt4-dev
libxerces-c-dev
libboost-dev
libboost-filesystem-dev
libboost-regex-dev
libboost-program-options-dev
libboost-signals-dev
libboost-thread-dev
libqt4-dev
libqt4-opengl-dev
qt4-dev-tools
python-dev
こちらか:
     libopencascade-dev (official opencascade version)
または:
     liboce*-dev (opencascade community edition)
     oce-draw
gfortran
libeigen3-dev
libqtwebkit-dev
libode-dev
swig
libzipios++-dev

オプションで、以下の追加パッケージをインストールすることができます。

libsimage-dev (追加のイメージファイルフォーマットをサポートするCoinを作成するために必要)
checkinstall (システムのパッケージマネージャにインストールしたファイルを登録するために必要。あとで簡単にアンインストールできます。)
python-pivy (2D製図モジュールに必要)
python-qt4 (2D製図モジュールに必要)
doxygen and libcoin60-doc (ソースコードのドキュメントを生成する場合)
libspnav-dev (Space NavigatorやSpace Pilot等の3Dconnexion製デバイスのサポート)

Fedora

以下のパッケージが必要です。

cmake
doxygen
swig
gcc-gfortran
gettext
dos2unix
desktop-file-utils
libXmu-devel
freeimage-devel
mesa-libGLU-devel
OCE-devel
python python-devel
boost-devel
tbb-devel
eigen3-devel
qt-devel
qt-webkit-devel
ode-devel
xerces-c
xerces-c-devel
opencv-devel
smesh-devel
coin2-devel
soqt-devel

以下はオプションです。

libspnav-devel (Space NavigatorやSpace Pilot等の3Dconnexion製デバイスのサポート)
pivy ( https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=458975  Pivyは必須ではありませんが、ドラフトモジュールに必要 )

Fedoraでは公式のレポジトリではcoin2しか提供していないので、coin3でFreeCADをビルドすることはさらに面倒です。 しかし、どうしてもという場合は、 http://www.zultron.com/rpm-repo/ からcoin3-readyのパッケージをインストールすれば、 全てのcoin3/soqt/pivyパッケージを再構築をせずにすみます。

Gentoo

FreeCADのビルドには、以下のパッケージが必要です。

dev-cpp/eigen
dev-games/ode
dev-libs/boost
dev-libs/xerces-c
dev-python/pivy
dev-python/PyQt4
media-libs/coin
media-libs/SoQt
sci-libs/opencascade-6.5
sys-libs/zlib
virtual/fortran
x11-libs/qt-gui
x11-libs/qt-opengl
x11-libs/qt-svg
x11-libs/qt-webkit
x11-libs/qt-xmlpatterns
dev-lang/swig-2.0.4-r1
app-admin/eselect-python-20091230
dev-lang/python-2.7.2-r3
dev-util/cmake-2.8.4
sys-apps/findutils-4.4.0

最新のopencascadeが利用できないので、opencascadeをコンパイルしたくなるかもしれませんが、その場合は以下の追加ライブラリが必要です:

media-libs/ftgl
virtual/opengl
x11-libs/libXmu
dev-lang/tcl-8.5.9
dev-lang/tk-8.5.9-r1
dev-tcltk/itcl-3.4_beta1
dev-tcltk/itk-3.4_pre20090417
dev-tcltk/tix-8.4.3
x11-libs/gl2ps
sys-devel/automake-1.11
sys-devel/autoconf-2.68
sys-devel/libtool
dev-java/java-config-2.1.11-r3

OpenSUSE

以下のパッケージが必要です。

gcc
cmake
OpenCASCADE-devel
libXerces-c-devel
python-devel
libqt4-devel
python-qt4
Coin-devel
SoQt-devel
boost-devel
libode-devel
libQtWebKit-devel
libeigen3-devel
gcc-fortran

FreeCAD 0.13が不安定なので、Eigen3とswigライブラリを追加する必要があります。それらは標準のレポジトリにはありません。それらは以下から1クリックインストールできます。


Eigen3: http://software.opensuse.org/search?q=eigen3&baseproject=openSUSE%3A12.1&lang=en&exclude_debug=true
swig: http://software.opensuse.org/search?q=swig&baseproject=openSUSE%3A12.1&lang=en&exclude_debug=true

Factory EducationのEigen3ライブラリは、しばしば問題を起こしていたので、KDE 4.8 Extraレポジトリのものを使ってください。

古くて一般的でないディストリビューション

他のディストリビューションでは、ユーザーからのフィードバックがほとんど無いので、必要なパッケージを見つけることが難しくなる場合があります。 まず、サードパーティライブラリに記載されている必要なライブラリを用意することを試してください。 そのうちのいくつかはお使いのディストリビューションで若干異なるパッケージ名(name、libname、name-dev、name-devel、等..)になっているかもしれないことに注意してください。

GNU gcc コンパイラ バージョン 3.0.0以上も必要です。 FreeCADは完全にC++で記述されているので、g++も必要です。 コンパイル中には、いくつかのPythonスクリプトも実行されます。 そのため、Pythonインタプリタが正しく機能する必要があります。 ビルドプロセスでのリンカの問題を避けるため、環境変数"LD_LIBRARY_PATH"、もしくは、"ld.so.conf"ファイルに、ライブラリへのパスを追加するのも良いでしょう。 これは、最近のディストリビューションでは一般的なことです。

詳細は、ソースファイル内の"README.Linux"にも書かれています。

以下には、あなたのディストリビューションのリポジトリで見つけることができないかもしれない、いくつかのライブラリについての追加ヘルプです。

Eigen 3

Eigen3ライブラリは現在、Schecherモジュールを必要とします。 このライブラリは、Ubuntu 11.10のリポジトリ以降でのみ使用できます。 前のUbuntuのリリースでは、ここから ダウンロードして手動でインストールするか、インストールする前に以下に示す方法のいずれかを使って、 FreeCAD Daily Builds PPA をソフトウェアのソースに加えてください。

OpenCASCADE コミュニティ版 (OCE)

OpenCasCade には最近分離した コミュニティ版 があり、これはビルドがはるかに簡単になっています。ご使用のシステムにかかわらず、FreeCADは"公式版"あるいはコミュニティ版のどちらかを利用することができます。OCEのウェブサイトにはビルド手順の詳細があります。

OpenCASCADE 公式版

前文ではOpenCasCadeコミュニティ版はビルドが簡単であると紹介しましたが、公式版も動きます。

全てのLinuxディストリビューションはリポジトリ内に公式版のOpenCasCadeパッケージを持っていません。 もし使えるリポジトリがあるなら、自分自身でリポジトリを確認する必要があります。 少なくともDebian LennyとUbuntu Intrepidには、公式の.debパッケージが用意されています。 古いDebianやUbuntuのリリース用に非公式パッケージをここから入手することができます。あなた自身のプライベートなdebパッケージをビルドするには、次の手順に従います。

wget http://lyre.mit.edu/~powell/opencascade/opencascade_6.2.0.orig.tar.gz
wget http://lyre.mit.edu/~powell/opencascade/opencascade_6.2.0-7.dsc
wget http://lyre.mit.edu/~powell/opencascade/opencascade_6.2.0-7.diff.gz
dpkg-source -x opencascade_6.2.0-7.dsc
# OCC build-deps をインストール
sudo apt-get install build-essential devscripts debhelper autoconf
automake libtool bison libx11-dev tcl8.4-dev tk8.4-dev libgl1-mesa-dev
libglu1-mesa-dev java-gcj-compat-dev libxmu-dev
# Opencascade パッケージのビルド. 数時間以上かかる
# 8GB以上のディスク空き容量
cd opencascade-6.2.0 ; debuild
# 生成されたdebライブラリをインストール
sudo dpkg -i libopencascade6.2-0_6.2.0-7_i386.deb
libopencascade6.2-dev_6.2.0-7_i386.deb

もう一つの方法として、opencascade.orgから最新バージョンをダウンロードしてコンパイルすることもできます。 普通にパッケージをインストールします。インストーラはSun公式のJava ランタイム(パッケージ名:sun-java6-jre)のプログラムであり、UbuntuにバンドルされているオープンソースのJava(gij)でないことに注意してください。 必要に応じてそれをインストールします。

sudo apt-get remove gij
sudo apt-get install sun-java6-jre

あなたがブラウザのプラグイン等の他のものでgijのJavaを使用している場合は注意してください、それらは動かなくなるでしょう。インストーラが動作しない場合は、以下を試してみてください。

java -cp path_to_file_setup.jar <-Dtemp.dir=path_to_tmp_directory> run

パッケージがインストールされたら、opencascade dir内の "ROS"ディレクトリに移動し、以下を実行します。

./configure --with-tcl=/usr/lib/tcl8.4 --with-tk=/usr/lib/tk8.4

ビルドすることができます。 ROSフォルダに戻って操作を行います。:

make

これは長い時間、数時間かかります。

それが終わったら、インストールを実行します。

sudo make install

ライブラリファイルは、/usr/local/lib にコピーされます。このフォルダは他のプログラムが自動的に見つけることができるので、このフォルダにコピーするのが良いです。別の方法としては、以下のようにします。これは"make install"と同じですが、後から簡単にアンインストールできるようにパッケージ管理システムに登録します。

sudo checkinstall

巨大な一時コンパイルファイルを以下のコマンドで今すぐクリーンアップしましょう。

make clean

可能性のあるエラー 1:OCC バージョン 6.2を使っている場合、コンパイラがmakeを実行し始めると同時にに止まります。 もしこの現象が生じたら、"configure"スクリプトで、CXXFLAGS="$CXXFLAGS "の文を見つけて、CXXFLAGS="$CXXFLAGS -ffriend-injection -fpermissive"に修正します。それからconfigureをやり直してください。

可能性のあるエラー 2::おそらく、幾つかのモジュール(WOKSH, WOKLibs, TKWOKTcl, TKViewerTest and TKDraw)は、tcl/tkのヘッダファイルが見つからないとエラーを出すでしょう。この場合、オプションがconfigureスクリプトに提供されていないので、手動でこれらのモジュールの各々のMakefileを編集する必要があります。:adm/makeや不良モジュールのフォルダに行きます。Makefileを修正して、CSF_TclLibs_INCLUDES = -I/usr/include と CSF_TclTkLibs_INCLUDES = -I/usr/include を設定し、/tck8.4 と /tk8.4を次のように追加します。: SCF_TclLibs_INCLUDES = -I/usr/include/tcl8.4 , SCF_TclTkLibs_INCLUDES = -I/usr/include/tk8.4

SoQt

最新のディストリビューションの場合、SoQtライブラリはQt4に対してコンパイルする必要があります。しかし、この記事の執筆時点で利用可能なSoQt4はDebian用のみであり、すべてのUbuntuにはパッケージがありません。バッケージをビルドするには、次の手順を実行します。:

wget http://ftp.de.debian.org/debian/pool/main/s/soqt/soqt_1.4.1.orig.tar.gz
wget http://ftp.de.debian.org/debian/pool/main/s/soqt/soqt_1.4.1-6.dsc
wget http://ftp.de.debian.org/debian/pool/main/s/soqt/soqt_1.4.1-6.diff.gz
dpkg-source -x soqt_1.4.1-6.dsc
sudo apt-get install doxygen devscripts fakeroot debhelper libqt3-mt-dev qt3-dev-tools libqt4-opengl-dev
cd soqt-1.4.1
debuild
sudo dpkg -i libsoqt4-20_1.4.1-6_i386.deb libsoqt4-dev_1.4.1-6_i386.deb libsoqt-dev-common_1.4.1-6_i386.deb

64bitのシステムの場合、i386の記述をamd64に変えてください。

Pivy

PivyはFreeCADのビルドや実行に必要ないですが、2D製図モジュールを動かすのに必要とされています。 もしこのモジュールを使う予定が無いのであれば、Pivyは必要ありません。執筆時点では、Pivyは非常に新しいものであり、 あなたのお使いのディストリビューションのリポジトリに無い可能性があります。もし、ディストリビューションのパッケージリポジトリにPivyを見つけることができない場合には、FreeCADのダウンロードページから Debian / Ubuntuのパッケージを入手することができます。

http://sourceforge.net/projects/free-cad/files/FreeCAD%20Linux/

または、自分自身でPivyをコンパイルします:

Pivyコンパイル手順

FreeCAD のコンパイル

cMake を使う

CMakeは異なる対象システム(Linux、また、Windows、MacOSX、等)間で共通であるという大きな利点がある新しいビルドシステムです。FreeCADは現在、メインのビルドシステムとしてCMakeを使用しています。CMakeを使用してのコンパイルは、通常は非常に簡単であり、次の2つのステップで実行されます。最初のステップでは、cMakeは、すべての必要なプログラムやライブラリが、お使いのシステム上に存在しているかをチェックし、その後のコンパイルに必要なすべてのことを設定します。以下に詳述するように、いくつか選択する必要がある部分がありますが、FreeCADでは適切な標準値が付与されます。次のステップでは、FreeCADの実行形式を生成するコンパイルです。

FreeCADは大きなアプリケーションなので、コンパイルには少し時間がかかります(速いマシンでは10分、遅いマシンでは30分)。

In-source ビルド

FreeCADは、In-sourceでビルドされます、これはコンパイルで得られた全てのファイルはソースファイルと同じフォルダにあるという意味です。これはFreeCADだけに注目していて、フォルダを削除するだけで簡単に削除できるようにしたいならば良い方法です。しかし、しばしばコンパイルをする場合は、アウトオブソースビルドをおすすめします、これには、より多くの利点があります。以下のコマンドでfreecadをコンパイルします。

cd freecad (freecadのソースのをコピーしたフォルダ)
cmake .
make

あなたのFreeCADの実行形式は "bin" フォルダにあり、それを以下のコマンドで起動できます。

./bin/FreeCAD

Out-of-source ビルド

もしあなたがFreeCADの速い進化について行きたいなら、別のフォルダでビルドするのがずっと便利です。あなたがソースコードをアップデートするたびごとに、cMakeは、どのファイルが変更され、必要なものだけが再コンパイルされるということを賢く区別します。Out-of-sourceのビルドは、Gitシステムを利用していると、あなたはビルドシステムを壊すこと無く、他のブランチを簡単に試すことができるため、特に便利です。out-of-sourceでビルドするには、単純に、あなたのfreecadソースフォルダやbuildディレクトリとは異なるビルドフォルダを作成し、cMakeにソースフォルダを示します。

mkdir freecad-build
cd freecad-build
cmake ../freecad (or whatever the path is to your FreeCAD source folder)
make

FreeCADの実行形式は、"bin"ディレクトリ(freecad-buildディレクトリ内)にあります。

設定オプション

試験的または未完成のモジュールを使いたい場合は、それらをビルドする必要があります。これを行うには、設定段階で適切なオプションをセットする必要があります。コマンドラインで、-D <var>:<type>=<value>オプションをcMakeに渡すか、利用できるGUIフロントエンド(Debianでは、packages cmake-qt-gui や、cmake-curses-gui等)のどれかを使うことで実行できます。

例として、アッセンブリモジュールのビルドをコマンドラインで設定するために、以下を実行します。

cmake -D FREECAD_BUILD_ASSEMBLY:BOOL=ON path-to-freecad-root

利用できるオプションは、FreeCADのルートディレクトリの CmakeLists.txtファイルに書かれています。

autotools を使う

FreeCADはcMakeを推奨しているので、Autotoolsからは離れている途中にありますが、現時点ではまだFreeCADを構築することが可能です。automakeとlibtoolがシステムにインストールされている必要があるため、Debian / Ubuntuでインストールするには以下を実行します。

aptitude install automake libtool

この設定は、gitやsubversionでソースファイルを持っている場合は、configureスクリプト等を作成するために、以下のコマンドを一番最初のステップで実行する必要があります。

./autogen.sh

ビルドプロセスのために、configureスクリプトが提供されています。 ビルドのための全ての設定を行うには、以下を実行します。

./configure

もしあなたが設定した全てのオプションの概要を確認するには、次のように入力します。

./configure --help

通常、あなたのライブラリが本当に珍しいディレクトリにインストールされていない限り、あなたはどのオプションも設定する必要はありません 。設定が完了したら、FreeCADのコンパイルは簡単です。

make

もし何らかのエラーがソースからのビルド中に発生したら、このページとREADME.Linux ファイルをダブルチェクしてください。そしてSourceForgeにある Bug Tracker に行ってください。状態は"Any"とし、過去のコンパイル問題の投稿を見るために"Brouse"ボタンをクリックしてください。FreeCADが正常にビルドされた後は、以下を実行します。

make install

あなたのマシンにFrreeCADをインストールします。デフォルトのインストールディレクトリは以下のとおりです。

~/FreeCAD

あなたのホームフォルダにあるFreeCADフォルダにインストールします。この場合はroot権限は必要ありません。make installの代わりに、以下を実行します。

checkinstall

この方法で、FreeCADはあなたのパッケージマネジメントシステムを使ってインストールされます。そうすると、あとで簡単にアンインストールできます。しかし全てのFreeCADのインストールはシングルディレクトリにインストールされるため、FreeCADディレクトリを削除することも、アンインストールの有効な手段です。

Qt designer プラグイン

もしFreeCADのためのQtの機能を開発したいなら、FreeCADのカスタムウィジェットを提供しているQt Designerプラグインが必要です。以下のディレクトリに移動します。

freecad/src/Tools/plugins/widget

これまで、makefileを提供していませんでした。--しかし以下を実行すれば作られます。

qmake plugin.pro

これを実行した後で以下を実行すると、libFreeCAD_widgets.soライブラリが作成されます。

make

このライブラリをQt Designerに認識させるために、このファイルを $QTDIR/plugin/designer にコピーします。

Doxygen

ソースコードに飛び込むのを大変なことだと感じている場合は、Doxygenが生成するFreeCADの ソースドキュメント を構築し参照することができます。

debian package の作成

もしDebian packageをソースファイルからビルドする場合、まずはじめに以下のパッケージをインストールする必要があります。

dh-make
devscripts
lintian (optional, used for checking if packages are standard-compliant)

パッケージをビルドするにはコンソールを開き、FreeCADのディレクトリに行き、以下を実行します。

debuild

パッケージがビルドされたら、パッケージにエラーが含まれているかどうかをチェックするためにlintian使用することができます。

lintian your-fresh-new-freecad-package.deb (replace by the name of the package you just created)

トラブルシューティング

64bit システムでの注意

64ビット用FreeCADを構築するとき、OpenCASCADE 64ビットパッケージには既知の問題があります。正常に動作するFreeCADを取得するために、あなたは ./configure スクリプトを、追加の定義として"_OCC64"を指定して実行する必要があるかもしれません。

./configure CXXFLAGS="-D_OCC64"

すでにビルドされたOpenCASCADEパッケージを使用している場合は、この定義が組み込まれているので、Debianベースのシステムの場合は、この回避策は必要ありません。上記の説明と同じ方法でFreeCADをコンパイルする必要があります。

Automake マクロ

FreeCADの configureスクリプトは、automakeのマクロ(bnv_have_qt.m4, coin.m4, soqt.m4)を利用していますが、それらはたまにインストールされていないことがあります。もし必要なら(configure時にエラーになった場合)、googleでそれらを探せば、簡単に見つけられるでしょう。それらは簡単なスクリプトで、/usr/share/aclocal フォルダに配置する必要があります。

Fedora 13

Fedora13でコンパイルとインストールをするには、いくつかのヒントやトリックが必要です。

この問題を回避するために、/usr/local/Cons2/conf/soqt-default.cfg を修正したら、ldflagsが "-LNONE" でなく "" となりました。これにより、成功しました!

Ubuntu Lucid

Ubuntu Lucidでは、qtwebkit-devはqt4-devに含まれているので、qtwebkit-devは必要ありません。

Automatic ビルドスクリプト

ここでは、FreeCADを完全ビルドに必要なものすべてを紹介します。 1スクリプトでのアプローチでは、ディストリビューションをインストールした直後の状態では動作します。 このコマンドは、rootのパスワード(パッケージのインストールのために)と外部のリポジトリサーバ、もしくはhttpsのsubversionリポジトリのfingerprintを尋ねてきます。 これらのスクリプトは32bitもしくは64bit上で動かすべきです。 それらのスクリプトはバージョンごとに書かれていますが、より新しいバージョンに対しても、 必要ならば、ちょっとした変更をすれば動くと思います。

あなたが好むディストリビューション用のスクリプトを持っていたら、是非送ってください! 我々はこの記事にそれを組み込みます。

このスクリプトは、 FreeCAD Daily Builds PPA リポジトリに追加されることから始まっていて、 Eigen3ライブラリ(libeigen3-dev)のインストールに進むことができます。もしこのライブラリがすでにインストールされている場合は、スクリプトの最初の行を削除してください。

Ubuntu 10.04 LTS - Lucid Lynx / Ubuntu 10.10 Maverick Meerkat / Ubuntu 11.04 Natty Narwhal

sudo add-apt-repository ppa:freecad-maintainers/freecad-daily && sudo apt-get update
sudo apt-get install build-essential python libcoin60-dev libsoqt4-dev \
libxerces-c2-dev libboost-dev libboost-date-time-dev libboost-filesystem-dev \
libboost-graph-dev libboost-iostreams-dev libboost-program-options-dev \
libboost-serialization-dev libboost-signals-dev libboost-regex-dev libboost-thread-dev \
libqt4-dev qt4-dev-tools python2.7-dev libopencascade-dev libsoqt4-dev \
libode-dev subversion cmake libeigen2-dev libsimage-dev python-qt4 \
libtool autotools-dev automake bison flex gfortran libeigen3-dev libqtwebkit-dev git
# source 最新版のチェックアウト
git clone git://free-cad.git.sourceforge.net/gitroot/free-cad/free-cad freecad
# source ディレクトリに移動
cd freecad
# 設定のビルド
cmake .
# FreeCADのビルド
make
# FreeCADのテスト
cd bin
./FreeCAD -t 0
# FreeCADの実行
./FreeCAD
# 最新版へのアップデート
# source ディレクトリに移動
cd freecad
# sourceをアップデート
git pull
# 設定のビルド
cmake .
# FreeCADのビルド
make

OpenSUSE 12.2

このリリースで FreeCAD 0.13をコンパイルするには、外部リポジトリは必要ありません。 しかしながら、python3-devとの互換性が無く、python3-devを削除する必要があります。 FreeCADはOpenSUSE 12.2と同様に、GITからコンパイルできます。

# 開発に必要なパッケージのインストール
sudo zypper install gcc cmake OpenCASCADE-devel libXerces-c-devel \
python-devel libqt4-devel python-qt4 Coin-devel SoQt-devel boost-devel \
libode-devel libQtWebKit-devel libeigen3-devel gcc-fortran git swig
# 新しいディレクトリの作成と、そのディレクトリへの移動
mkdir FreeCAD-Compiled
cd FreeCAD-Compiled
# sourceの取得
git clone git://free-cad.git.sourceforge.net/gitroot/free-cad/free-cad
# これから free-cad という場所にサブフォルダを持つことになります。そのフォルダはsourceを含んでいます。
# コンパイル用のフォルダを作成して、そこに移動します。
mkdir FreeCAD-Build1
cd FreeCAD-Build1
# 設定のビルド
cmake ../free-cad
# FreeCADのビルド
make
# FreeCADのテスト
cd bin
./FreeCAD -t 0

gitを使っているので、次回コンパイルしたい場合は、全てをクローンする必要はなく、gitから pullして、もう一度コンパイルするだけでよいです。

# 以前に作成したfree-cadディレクトリに移動
cd free-cad
# pull
git pull
# 一つ上のディレクトリに戻る
cd ..
# ここで前から最後のいくつかの手順を繰り返します。
# コンパイル用に他のディレクトリを作成し、そのディレクトリに移動
mkdir FreeCAD-Build2
cd FreeCAD-Build2
# 設定のビルド
cmake ../free-cad
# FreeCADのビルド
make
# FreeCADのテスト
cd bin
./FreeCAD -t 0

OpenSUSE 12.1

FreeCAD 0.13が不安定なので、Eigen3とswigライブラリを追加する必要があります、これは、標準のリポジトリにはないようです。それらは以下から1クリックでインストールできます。

Eigen3: http://software.opensuse.org/search?q=eigen3&baseproject=openSUSE%3A12.1&lang=en&exclude_debug=true

swig: http://software.opensuse.org/search?q=swig&baseproject=openSUSE%3A12.1&lang=en&exclude_debug=true


# 開発に必要なパッケージのインストール
sudo zypper install gcc cmake OpenCASCADE-devel libXerces-c-devel \
python-devel libqt4-devel python-qt4 Coin-devel SoQt-devel boost-devel \
libode-devel libQtWebKit-devel libeigen3-devel gcc-fortran git
# 新しいディレクトリの作成と、そのディレクトリへの移動
mkdir FreeCAD-Compiled
cd FreeCAD-Compiled
# sourceの取得
git clone git://free-cad.git.sourceforge.net/gitroot/free-cad/free-cad
# これから free-cad という場所にサブフォルダを持つことになります。そのフォルダはsourceを含んでいます。
# コンパイル用にディレクトリを作成し、そのディレクトリに移動
mkdir FreeCAD-Build1
cd FreeCAD-Build1
# 設定のビルド
cmake ../free-cad
# FreeCADのビルド
make
# FreeCADのテスト
cd bin
./FreeCAD -t 0

gitを使っているので、次回コンパイルしたい場合は、全てをクローンする必要はなく、gitから pullして、もう一度コンパイルするだけでよいです。


# 以前に作成したfree-cadディレクトリに移動
cd free-cad
# pull
git pull
# 一つ上のディレクトリに戻る
cd ..
# ここで前から最後のいくつかの手順を繰り返します。
# コンパイル用に他のディレクトリを作成し、そのディレクトリに移動
mkdir FreeCAD-Build2
cd FreeCAD-Build2
# 設定のビルド
cmake ../free-cad
# FreeCADのビルド
make
# FreeCADのテスト
cd bin
./FreeCAD -t 0

OpenSuse 11.2

This script is not working at the moment because: このスクリプトは以下の理由により、現在 "動きません"

# 開発に必要なパッケージのインストール
sudo zypper install gcc cmake subversion OpenCASCADE-devel \
libXerces-c-devel python-devel libqt4-devel  python-qt4 \
Coin-devel SoQt-devel boost-devel libode-devel libQtWebKit-devel \
libeigen2-devel gcc-fortran
# sourceの取得
git clone git://free-cad.git.sourceforge.net/gitroot/free-cad/free-cad freecad
# sourceディレクトリに移動
cd freecad
# 設定のビルド
cmake .
# FreeCADのビルド
nice make
# FreeCADのテスト
cd bin
./FreeCAD -t 0

OpenSuse 11.1

# リポジトリの追加 (OpenCascade用)
sudo zypper -p http://packman.unixheads.com/suse/11.1/
# 開発に必要なパッケージのインストール
sudo zypper install gcc cmake subversion OpenCASCADE-devel \
libXerces-c-devel python-devel libqt4-devel  python-qt4 \
Coin-devel SoQt-devel boost-devel libode-devel libQtWebKit-devel \
libeigen2-devel
# sourceの取得
git clone git://free-cad.git.sourceforge.net/gitroot/free-cad/free-cad freecad
# sourceディレクトリに移動
cd freecad
# 設定のビルド
cmake .
# FreeCADのビルド
nice make
# FreeCADのテスト
cd bin
./FreeCAD -t 0

Debian Squeeze

# 必要なツールとライブラリの取得
sudo apt-get install build-essential python libcoin60-dev libsoqt4-dev \
libxerces-c2-dev libboost-dev libboost-date-time-dev libboost-filesystem-dev \
libboost-graph-dev libboost-iostreams-dev libboost-program-options-dev \
libboost-serialization-dev libboost-signals-dev libboost-regex-dev \
libqt4-dev qt4-dev-tools python2.5-dev \
libsimage-dev libopencascade-dev \
libsoqt4-dev libode-dev subversion cmake libeigen2-dev python-pivy \
libtool autotools-dev automake gfortran
# 最新sourceのcheckout
git clone git://free-cad.git.sourceforge.net/gitroot/free-cad/free-cad freecad
# sourceディレクトリに移動
cd freecad
# 設定のビルド
cmake .
# FreeCADのビルド
make
# FreeCADのテスト
cd bin
./FreeCAD -t 0

ソースコードのアップデート

FreeCADの開発は毎日行われ、バグフィックスや新機能が追加されています。cmakeシステムが賢くソースコードのアップデートして、変更部分のみをコンパイルすることができるため、以後のコンパイルがとても高速です。gitやsubversionのソースコードのアップデートはとても簡単です。

cd freecad (もしくはソースコードを最初にクローンした場所)
git pull (gitを使っている場合)

適切なビルド用ディレクトリに移動し、cmakeを再度実行します(FreeCADに関しては、cmakeは、ヘルプメニューのバージョンナンバーのデータをアップデートをするので、)。しかしながら、cmake実行後はソースコードへのパスを設定する必要はなく、空白(スペース)と.(ドット)だけで良いです。

cd ../freecad-build (もしくはビルドディレクトリが置かれている場所)
cmake .
make


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