FreeCAD標準ファイルフォーマット(FreeCAD Standard file format)はFreeCADの主要なファイル形式で、さまざまな種類のデータの圧縮と埋め込みをサポートしています。
実のところ.fcstdファイルは.xmlファイルとデータファイルが入った.zipファイル以外の何物でもありません。.xmlファイルによって保存されたドキュメントとその他のデータファイルの扱い方が構造化されています。実際、いつでも.fcstdファイルを拡張子.zipでリネームして任意のzip用アプリケーションで開くことができます。
典型的なfcstdファイルの構造は次のとおりです:
--File.fcstd | --Document.xml --GuiDocument.xml | --Thumbnails | --thumbnail.png | --Templates | --MyPage.svg --Shape1.brep --Shape2.brep --etc...
FreeCADドキュメント内の全てのオブジェクトが記述されたメインxmlファイルです。記述されているのはオブジェクトのジオメトリーとパラメータの定義だけで視覚表示の定義は含まれていません。FreeCADがコンソールモード(GUIなし)で実行される場合にはこのxmlドキュメントだけが使用されます。
Document.xmlファイルと対応するGUIです。Document.xmlに記述された各オブジェクトはGuiDocument.xmlに対応するオブジェクトを一つ持ち、それがオブジェクトの視覚表示(色、ライン幅など)を記述しています。
保存時の3Dビューのスクリーンショットから作られた128x128ピクセルのドキュメントのサムネイル画像です。サムネイルはFreeCADのユーザー設定で対応するオプションを有効にした場合のみ生成されます。
Templatesフォルダにはドローイングページで使用されるテンプレートsvgファイルが保存されています。
Document.xmlでPartシェイプを持つ全てのオブジェクトの.brepシェイプがあります。各オブジェクトはたとえパラメトリックな物であってもそれぞれ.brepファイルとしてその形状が保存されています。これによって形状を再計算することなくコンポーネントにアクセスできます。
ファイル変換ユーティリティのImageConvがあります。