このチュートリアルではプロットモジュールとPythonコンソールを使った基本的なプロットの行い方を学びます。 ここではプロットモジュールをより詳しく学ぶことができます。
上の画像はこれから行う作業で得られるおおまかな結果を示しています。以降のこのチュートリアルでは以下について学びます:
データをプロットするために新しいFreeCADドキュメントを作成する必要はありません。たんにPythonコンソールを表示してコマンド送信を始めるか、マクロを使いましょう。
プロットは特別なドキュメントで後でデータを追加するために手動で作成することができます。またデータのプロット開始時に自動的に作成されるようにモジュールに設定することも可能です。プロットドキュメントの独自作成には2つの利点があります:
新しいプロットドキュメントを作成するには以下のコマンドを実行します:
import Plot Plot.figure("TrigonometricTest")
このコマンドによってTrigonometricTestという名前の新しいタブがメインウィンドウに作成されます。新しく作成されたドキュメントには既に座標軸のセットが存在します。各プロットドキュメントには少なくとも1セットの軸が存在しますがmatplotlibコントロールを全く使わないでもこれらを取り除くことができます。
プロットコマンドが新しいドキュメントを作成したら作業を始めることができますが、実行するプロットコマンドは全て作成されたプロットに追加されていき、それは新しいドキュメントを作成するまで続きます。従って通常は開かれたプロットドキュメントを使った方がいいでしょう。まず行う必要があるのはデータの作成です。今回はサイン関数、コサイン関数のプロットを行いたいのでそのためのデータを作成します:
import math t = range(0,101) t = [tt/100.0 for tt in t] s = [math.sin(2.0*math.pi*tt) for tt in t] c = [math.cos(2.0*math.pi*tt) for tt in t]
これによって3つのデータ配列が作成されます(点の数は101個です):
両方の関数をプロットするためには次のコマンドを実行する必要があります:
Plot.plot(t,s) Plot.plot(t,c)
これによって関数がプロットされます。plotコマンドには引数として系列ラベルを渡すこともできますが今回は後でプロットモジュールツールを使って編集するのでここではまだそのデータを渡しません。
View/WorkbenchメニューでFreeCADのワークベンチをプロットモジュールに変更します。モジュールが読み込まれたらグリッドツールを使ってグリッドを表示します。
同じ操作で非表示にすることもできます。また用意されたツールで説明文を表示することもできます:
まだ系列ラベルを一つも設定していないので凡例にはなにもありません。プロットモジュール ではラベルのない系列は凡例に表示されません。これは補助線を引く場合を考えた仕様です。
系列ツールを使って系列のパラメーターを編集することができます。
まず編集したい行を全て選択してください。例として最初の一つからはじめてみましょう。No labelのチェックを外してこのラベルの設定をおこないます:
$y = \sin \left( 2 \pi t \right)$
matplotlibであLaTeXをサポートしているので全てのラベル、タイトルでLaTexを使った設定が可能です。二つ目の系列には次のラベルを設定してください:
$y = \cos \left( 2 \pi t \right)$
系列には設定可能なたくさんのプロパティがあります。系列の色と二番目の系列の製図スタイルを変更してサンプルの画像で示したプロパティに設定してみましょう。
ラベルツールを使うと作成された全ての軸に関連付けられたラベルを設定することができます。
次のデータを設定して下さい:
またサイズは全て20に変更してください。
プロット保存ツールを使うとプロット結果をいくつかのフォーマットで画像として保存できます。
まず最初に出力ファイルのパスを選択します。ファイル選択ダイアログを使用することができます。パス編集ボックスの右側のボタンを使ってください。
出力画像のサイズはインチ単位で設定することができます。例えば11.7x8.3と設定します。これはDIN A4のペーパーサイズです。DPI (Dots per inch)で画像の解像度をコントロールできます。例えば100 dpiとすれば1170x830ピクセルの画像が得られます。