RevitやCatiaといった多くの現代的なデザインのためのアプリケーションと同様、FreeCADはワークベンチというコンセプトを基盤にしています。ワークベンチとは言うなれば特定の作業のために特別に編成されたツールのセットです。伝統的な家具工房では木材を扱う者のための作業台や金属部品を扱う者のための作業台があり、恐らくは全ての部品を一つに組み立てる者のための作業台もあったことでしょう。
FreeCADでは同じ考え方を採用しています。関係する作業に従ってツールはワークベンチにグループ化されているのです。
今のところ以下のワークベンチが利用可能になっています:
複数の新しいワークベンチが開発中です。お楽しみに!
ワークベンチを切り替えるとインターフェイスが変わってそのツールが利用可能になります。ツールバー、コマンドバー、さらにはインターフェイスの他の部分も新しいワークベンチに切り替わりますが、シーンの内容は変わりません。例えば製図ワークベンチで2D形状を描画し、さらにパートワークベンチを使ってそこから作業を続けるといったことが可能です。